集団暴走の疑いで男子高校生を逮捕 群馬県警高崎署

押収されたミニバイク=25日、高崎署

 群馬県警交通指導課と高崎署は25日、道交法違反(共同危険行為の禁止)の疑いで藤岡市の高校生の少年(16)を逮捕した。

 逮捕容疑は仲間と共謀して、5月27日午後9時40分ごろから約2分間、高崎市八島町の交差点付近で、ミニバイクを運転してオートバイなど約10台を連ね、一団となって渦巻き走行をして、集団暴走した疑い。

 同署によると、容疑を認めている。少年は県内を拠点に活動する暴走族グループ、またはその関係者とみられる。

 この集団暴走では、県警がこれまで、いずれも藤岡市の会社員の男(18)と高校生の少年(16)を同容疑で逮捕、送検している。前橋地検高崎支部は25日、18歳の男について前橋家裁高崎支部に送致。家裁は同日、観護措置決定を出した。

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