無免許運転と犯人隠避の疑い、同居する男2人を逮捕 群馬県警桐生署

 群馬県警桐生署は22日までに、自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)と犯人隠避教唆の疑いで、伊勢崎市の無職の男(24)を、犯人隠避の疑いで、男と同居する無職の男(21)を逮捕した。

 男の逮捕容疑は4月18日午後9時50分ごろ、みどり市笠懸町阿左美の国道50号で無免許で軽トラックを運転。交差点で同市の30代の男性会社員の乗用車に衝突し、左足に軽傷を負わせた上、同居する男に自身が運転していたとうその申告をさせた疑い。同居の男の逮捕容疑は同日午後10時10分ごろ、事故現場で署員に「自分が運転していた」とうその申告をして犯人を隠避した疑い。

 同署によると、男は「運転が好きで運転した。無免許がばれないよう身代わりを依頼した」と、同居の男は「頼まれて身代わりになった」とそれぞれ容疑を認めている。男に運転免許の取得歴はなかった。

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