映画「君の名は。」中国で再上映決定!ファンから歓喜の声

新海誠監督のアニメーション映画「君の名は。」が中国で再上映されることが決まった。

新海誠監督のアニメーション映画「君の名は。」が中国で再上映されることが決まった。中国の複数のエンタメメディアが26日に報じた。(本記事はネタバレを含みます)

同作は、東京で暮らす男子高校生の立花瀧(たちばなたき)と、田舎暮らしの女子高生・宮水三葉(みやみずみつは)の体が不定期に入れ替わるという内容。2人は奇妙な夢だと思いつつも次第に打ち解けていくが、ある日突然入れ替わりが起きなくなる。気になった瀧が入れ替わっていた時の情報を手掛かりに三葉に会いに行き、衝撃の事実を知るという物語だ。

日本では2016年8月に公開され、歴代興行収入ランキング5位の251億円を記録。同年12月に公開された中国でも大ヒットした。

報道によると、中国での再上映は7月19日から行われる予定。新海監督は「『君の名は。』の8年ぶりの中国再上映が決まりました。8年前に中国で上映されてから、皆さんの熱烈な応援と愛をいただき、励みになりました。見たことがある人も、見たことがない人も、これを機にスクリーンでぜひご覧ください」と中国のファンにメッセージを送った。

なお、新海監督は26日、X(旧ツイッター)アカウントで「『君の名は。』が7月19日より中国で再上映されます!」と報告し、中国語で「8年、やっとあなたに会えた」と書かれた再上映用ポスターの画像をリポストしている。

中国のSNS・微博(ウェイボー)では「『君の名は。』再上映決定」がトレンド入り。フォロワー590万を抱えるアニメブロガーは「うわっ、ついに来た!時がたつのは本当に速い。8年前のアニメだったのか。8年前のあなたは一人で、二人で、それともみんなで見た?今はどう?何人でも、この青春を感じに映画館に行こう」と呼び掛けた。

また、フォロワー700万のアニメブロガーは、今回のポスターに使われている中国語タイトルの「你的名字。」という文字が新海監督による手書きであることを紹介し、「やはりファンが一方的に新海監督を愛しているのではなく、(愛情は)双方向だ」と言及。作中の「お前が世界のどこにいても、必ずもう一度会いに行く」というせりふをつづった上で、「やはり感動する。上映されたら何回でも見に行こう!」と期待を寄せた。

中国のアニメファンからは「キターー!!」「やった!やった!」「私が一番好きなアニメ」「うわさはあったけど実現するとは」「絶対見たい。予定入れておこう」「8年前は一人で見て、今回も一人(で見る)」「純愛はいつ見ても心動かされる。楽しみだ」「3回見たけど、毎回泣いてる(涙)」「7月19日、映画館で会おう」など再上映を心待ちにする声が続々と上がっている。(翻訳・編集/北田)

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