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九州南部に停滞している前線が北上するのに伴い、長崎県内は27日朝から28日にかけて大雨となるおそれがあり、気象台は土砂災害などに警戒を呼びかけています。
朝から断続的に雨が降った26日の県内。長崎市ではがけ崩れが相次いで発生しました。
長崎市脇岬町では26日午前8時頃、県道沿いの斜面が高さおよそ15メートル幅およそ5メートルにわたって崩れ、県道が一時、通行止めとなりました。
また、長崎市小瀬戸町でも26日午前6時頃、住宅の裏山が高さおよそ20メートル、幅およそ10メートルにわたって崩れました。いずれもけが人はいませんでした。
27日、1時間に降る雨の量は多いところで30ミリと予想されていて、気象台は土砂災害や低い土地の浸水河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。