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木で自動車を自作した男性が熊本県氷川町(ひかわちょう)にいます。なんと、ちゃんとエンジンで走るそうなんです。
いったいどんな車なのでしょうか?
木製の自動車を作ったのは、氷川町でオーダー家具を手掛ける「木工房(もっこうぼう)ひのかわ」の現役を引退した、2代目の古島隆(ふるしま たかし)さんです。
工房にあったのは、美しい木目が目を引く1人乗りの自動車。内装も木!シフトレバーも木!エンジンや足回り以外はほとんど木でできています。
いったいどれだけの時間をかけたのでしょうか?
木工房ひのかわ2代目 古島隆さん「今年1月から作り始めて5か月で全部完成しました」
この車、エンジンや足回りはミニカーキットを購入して組み立てたそうです。また、ミニカーとしてナンバーを取得しているため、普通免許で公道を走ることができるんです。※雨の日は屋根がないことに加えて木製のため乗れない
さっそく、古島さんに運転してもらいました。
「長年の夢」乗せて走る
木製自動車の排気量は50CC、最高速度は時速60キロ。ガソリンで走ります。
そして、目立つのでよく声をかけられます。
声をかけた人「新聞にのっとりましたね!いやーすごい 初めて見た~」
古島さんは、作り上げた木製の自動車を今後、工房のショールームに飾る予定にしています。
古島さん「長年の夢だったから、完成して公道に出て走ったときは感激でしたね。木は何でもできますよと、楽しんで木に親しんで欲しい」