「お塩をかけると甘かった」 旬の食材で“五感を刺激する”食育

子どもたちに食への興味を育んでもらおうと、愛媛県西条市内の保育園で食育教室が開かれました。

食材の感触や香りに触れ、食べ物の大切さを感じてもらおうと、西条市のふじ保育園で行われた食育に関する教室。

地元のスーパーチェーン「そごうマート」と、大分に拠点を置く「いしない食育研究所」が開きました。

この日のテーマは、日本人の主食「コメ」です。

参加した園児49人が、生産されたコメが食卓に並ぶまでの過程を学んだあと、実際に生のコメを触るなどして、形や色、香りや硬さなどを確かめていました。

「手を合わせていただきます」
「おいしい」

そして、園児らは炊き立てのご飯をにぎって、おにぎりを作りました。

(園児)
「おいしかった」
「お塩をかけると甘かった」

(いしない食育研究所・石動敬子代表)
「子どもたちに食べることの大切さ、見えないところにいろんな人が関わっていることを楽しく学んでほしい」

この食育に関する教室は、来年3月まで毎月、アスパラガスや枝豆などの旬の食材を使いながら、開催される予定です。

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