【巨人】坂本勇人が登録抹消 離脱相次ぐ「88世代」に注目する声も

巨人・坂本勇人

巨人の坂本勇人内野手(35)が26日に出場選手登録を抹消された。二軍降格は今季初で、故障以外での抹消は高卒1年目の2007年以来17年ぶり。

今季の坂本はここまで61試合に出場して打率2割3分4厘、4本塁打、18打点と低空飛行。直近の試合ではスタメンも外れ、26日のDeNA戦(新潟)では2試合連続となる出場なしに終わっていた。

阿部監督は坂本について「1回リフレッシュさせるんで、身も心も。本当は最短10日で戻ってきてほしいんだけど、もう1回やり直していい状態で」とファームで調整のための猶予を与えることを告白。「これが9月だったらもう終わるからね。もう1回自分の体だったり心を見直す。技術もそうだし、そういう時間に充ててくれと言った。本人とは試合前もさっき(試合後)も話したけど、別にネガティブなあれじゃない」と理由を説明した。

それでも当の坂本本人は「リフレッシュとか言っている場合じゃないし。しっかりね、ちゃんと良くなるように」と危機感を募らせ、早期復活を誓った。

SNS上では「坂本もマー君もいなくなった…」などと、坂本をはじめとした故障や再調整などのため一軍を離脱している「88世代」に注目する声も…。その言葉通り、巨人では坂本以外にも梶谷、楽天・田中将、ソフトバンク・柳田ら88年世代の選手が二軍調整中となっている。スター選手を多く擁する黄金世代なだけに、ファンからも心配を寄せられているようだ。

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