xiangyu、バイレファンキを取り入れ、現代美術家の光岡幸一が参加した「ずっといるトマト」リリース&リリックビデオ公開

xiangyuがニュー・シングル「ずっといるトマト」を本日6月26日(水)にリリースした。また、定点で最後にトマトが残ってしまう一連のドキュメンタリーをベースにしたリリックビデオも公開した。 ▼「ずっといるトマト」リリックビデオ

前作「ラスイチのピザ」に引き続き「遠慮の塊」をテーマにした第2弾シングル「ずっといるトマト」は、居酒屋の定番スピードメニューである冷やしトマトが最後まで残っている様子からその背景までを表した一曲。 楽曲は、今作もサウンドプロデューサーであるGimgigamが担当。ブラジル発祥のバイレファンキをベースにした楽曲となっており、スピード感のある体を動かしたくなるサウンドとなっている。 ジャケットは前作のジャケット担当である現代美術家・光岡幸一による文字と、居酒屋のトマトが残っている時の写真を合わせた作品になっている。また今作は光岡幸一と声でも共演。光岡幸一は、テープを使ってビルや橋の下、壁などに文字を書くなど斬新な作品を世の中に生みだしている。 今回のリリックビデオはある居酒屋で「遠慮の塊」現象が発生し、トマトが最後まで残っている様子を実際に捉えた動画となっている。居酒屋の席や食卓で頻発するこの現象にはさまざまな人の思いや背景から成り立っている。その駆け引きを最初から最後までずっと残っているトマトと共に注目してほしい映像となっている。

xiangyuコメント

学生時代、何かにつけての打ち上げとかの飲み会が超嫌いだった。

会費3000円くらいするくせに、そんなおなか一杯にならないし、(しかも私は全然お酒飲めないから超損)どうせ3000円払うなら焼き肉とかバイキング行きてーと毎回思ってた。

そういう飲み会って、大体誰かがメニューの「とりあえずのおつまみ」から文字通り"とりあえず"「冷やしトマト」とか頼んでさ、結局最後まで1つ残ってたりするんだよね。てかあいつら全然味とかないのに長年居酒屋メニューの定番にどっしり居座っててすごいな。マジで山くらい動かんじゃん。 【xiangyu プロフィール】 2018年9月からライブ活動開始。 日本の女性ソロアーティスト。読み方はシャンユー。 名前は本名が由来となっている。23年11月1日gimgigamをサウンドプロデュースに迎えAmapiano、Gqomなどを取り入れ、町に落ちている“落とし物”を題材にしたコンセプトEP『OTO-SHIMONO』をリリース。今年5月リリースした最新曲「ラスイチのピザ」「ずっといるトマト」では、ブレイクビーツ、ボルチモアブレイクス、バイレファンキなどを取り入れた新しいサウンドを披露している。

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