「中央口改札を入ってすぐの場所」JR仙台駅の改札内に『クリニックと調剤薬局』開業 東北初

JR仙台駅の改札内に7月1日、クリニックと調剤薬局が開業します。東北では初めての取り組みで26日、オープンを前に報道に公開されました。

石垣綾香記者: 「JR仙台駅在来線の中央口改札を入ってすぐの場所にスマートクリニックと調剤薬局が併設しています」

7月1日に開業する「仙台駅スマートクリニック」。受け付けで出迎えるのは、タブレット。常時オンラインで受け付けを行います。仙台市太白区の「めざきクリニック」が運営にあたり診療科目は内科です。日中は医師による対面診療ですが、朝や夜の時間帯はオンライン診療となります。

調剤薬局も併設され、通勤・通学の際に立ち寄ることも可能です。

めざきクリニック 目崎亨院長: 「駅構内という立地のいい場所に作らせていただいたので、どんな方でも受診できるようなクリニックにしたいと思う」

駅の利用客: 「帰りなどに寄れたりするのでいいと思います」 「日曜日などにも仕事することがあるので、何かあった時行けるのはありがたい」

JR東日本は、駅を起点としたヘルスケアサービスの展開を進めていて、改札内にクリニックを開業するのは東北では初めてです。

JR東日本東北本部マーケティング部 島田大輝さん: 「これまでなかった医療サービスを提供することで、より多くのお客様にご利用していただきやすい駅が提供できると考えております」

クリニックと調剤薬局は7月1日に開業します。診察については、月曜日から土曜日までは対面とオンラインで、午後9時まで日曜日はオンライン限定で午後8時まで行うということです。また、支払いはキャッシュレス決済限定です。

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