パリ五輪の開幕まであと1か月です。レスリングでメダルの獲得が期待されるのが高松市出身の日下尚選手。昨夜（25日）、東京で開かれた応援イベントで、大会での活躍を約束しました。
高松市の東京事務所が開いた、応援イベントです。香川県出身のファンなどが訪れ、日下選手との交流を楽しみました。
神戸市の三恵海運に所属する日下選手は、パリ五輪でグレコローマンスタイル77キロ級に出場します。階級別での世界ランキングは1位です。
持ち味は、香川の名物うどんに例えて、相手を押し出す「コシ（腰）」の強さ。祖父母のブドウ農園を手伝って鍛えた力も発揮したいと話します。
（日下尚選手）
「今までうどんパワーと言っていましたが、ぶどうパワーですね、農作業で足腰が鍛えられますし、祖父母のほうが足腰強いかもしれないです」
地元・香川からの熱い応援を受けとり、大会での活躍を誓いました。
（日下尚選手）
「メダルが獲れなかったらパリの永住権をとって、住みつこうかなと。金メダルをとって帰ってくるので、帰ってきたらこのようなかたちで迎えてもらえたらうれしいです」
五輪では第1シードとして出場する日下選手です。金メダル最有力候補として期待が高まります。
