ミュージカル「KANO」が台湾で公演決定 ロシアで上演の「誓いのコイン」以来2度目 愛媛・坊っちゃん劇場

愛媛県東温市の坊っちゃん劇場で公演中のミュージカル「KANO」が、今年10月、作品の舞台台湾・嘉義市で公演されることが決まりました。

坊っちゃん劇場で公演中のミュージカル「KANO」は、およそ100年前、日本統治下の台湾に渡った松山出身の野球指導者・近藤兵太郎が、嘉義農林学校野球部を甲子園準優勝に導く姿を描いた作品です。

坊っちゃん劇場によりますと10月18日から3日間、作品の舞台となった台湾・嘉義市でこの作品の公演が決定したということです。

海外公演は、2012年にロシアで上演された「誓いのコイン」以来2度目です。

また、去年8月に期間限定で出演した台湾出身のキャスト3人も、出演に向け調整を進めているということです。

坊っちゃん劇場は「嘉義の人たちにKANOの物語を伝え、愛媛と台湾の交流に少しでも寄与できる作品を作りたい」とコメントしています。

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