警察と関係機関が合同訓練 島根半島で地震「集落孤立」を想定…ドローンも活用(島根・松江市)

松江市美保関町で、島根半島を震源とする地震により孤立地域が発生したという想定で警察とNTTが合同で災害訓練を行いました。

26日、松江市美保関町で島根県警とNTT西日本が合同で実施した災害訓練。
1月の能登半島地震で、半島部にあたる奥能登地方で長期にわたる集落の孤立が発生したことを踏まえ、島根半島を震源とする地震で沿岸部で孤立地域が発生したという想定で行われました。
地震発生直後に指揮を取るため必要になる通信の確保や、ヘリコプターから送られる映像を受信する手順などが確認されたあと、道路が寸断されるなどして現地に入ることが困難な災害現場を想定して、ドローンを活用した負傷者の捜索訓練が行われました。

島根県警危機管理対策室・安達武室長:
「映像があったほうが一目瞭然で、的確な災害現場での指揮には映像が欠かせないと思った」
NTT西日本島根支店・恩塚貴行設備部長:
「関係機関と連携させていただくことで、より早く復旧できるなと再認識しました」
島根県警は、今後も災害訓練を重ね、大規模災害の際は適切に対応したいとしています。

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