石川県庁で開かれた会議。能登半島地震による復旧工事を発注する県や自治体などと、受注側である建設業協会などのメンバーが集まり、復旧工事を円滑に進めるための会議が開かれました。
この中で、奥能登の自治体からは…
輪島市:
「本復旧という形での発注がまだ見込めていないというのが今の現状です」
七尾市:
「まだ全然発注できていません。7月ごろから数件ずつ査定完了したのものから順次発注していく予定」
志賀町:
「年内の災害査定終了に向け作業を進めているところですがマンパワー不足の影響により現在復旧工事の発注はできておりません」
人手不足で査定が進まず、発注できていない状況が、明らかになりました。これに対し、受注側は…
石川県建設業協会 鶴山庄市会長:
「建設業界の実情は、今まさに端境期であります。ですから能登地区の業者の方も緊急復旧が一段落してきて今現在公共工事の受注がないというような状況かと思っています。できれば速やかな発注をお願いできれば」
これを受け県は、査定を簡素化できないか国と調整すると言う事です。