「復興のために私たちができることは?」地震被災地の小学生同士がオンライン交流

「自分たちに何かできることはないか?」
新潟県長岡市の豊田小学校6年生が、石川県七尾市の小丸山小学校6年生と総合学習でオンライン交流し、被災地の復興について考えました。

元日に起きた能登半島地震では、七尾市でも震度6強を観測。

豊田小学校は募金活動を通して被災地支援をしてきましたが、さらに被災地のためにできることはないかと考え、小丸山小学校に現状を聞くことになったものです。

【七尾市 小丸山小の児童】
「綺麗に敷いてあったタイルが地震の影響ではがれてしまいました」
「校庭の“水たまり”が晴れた日にもあるので困っています」

小丸山小学校の児童からは学校の被害や現状が紹介され、豊田小学校の児童たちは、中越地震から20年となる長岡の様子を伝えながら、復興に向けた励ましの言葉を掛けました。

「復興できていないところも、頑張って復興してください」
「中越地震の影響で、約2000か所の道路が壊れました]
「新潟県全体の元気を取り戻すために、一日も早い復興を願い、世界に誇れるような壮大な花火・フェニックスが2005年から生まれました」

復興を後押しするために、豊田小学校では今後も、被災地との交流を重ねることにしています。

「中越地震の時と一緒で早く復興ができればと思いました」
「苦しい思いをしているのに笑顔でオンラインをしてくれて、笑顔を見られてうれしかったです。募金などで復興の手伝いをしてあげたいと思いました」

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