来場者も過去最多9万人超 『土佐のおきゃく』経済波及効果 初の10億円突破

3月に行われた『土佐の「おきゃく」』について、経済波及効果が初めて10億円を突破したことが分かりました。今後は県外観光客のさらなる誘致を目指し、広報活動などを強化する方針です。

2006年から開催されている『土佐の「おきゃく」』は、2024年が17回目の開催です。主催する推進会議では経済波及効果が、開催以来目標としていた10億円を初めて突破したことが報告されました。

期間中の中央公園への来場者は9万186人で、こちらも過去最多に。いずれも、コロナ禍前の2019年を上回っています。

一方で来場者のアンケート結果を見ると、高知県内から訪れた人が9割ほどだったといいます。

県外、海外に「おきゃく文化」を広めて、県経済へのさらなる波及効果を目指すため、推進会議は今後、店舗の募集を早めたり、インターネットへの情報公開に力を入れたりしていきたいとしています。

(土佐の「おきゃく」2024推進会議 木村祐二 会長)
「県民・観光客のみなさんに、楽しいイベントとして期待していただいているイベントになってきた。海外、県外からのお客さんが3割以上になるというのが思い描いている姿。そういった方々に来ていただくと、本当におもしろいイベントになると考えている。」

2025年の『土佐の「おきゃく」』は3月1日から9日まで、高知県高知市を中心に開催される予定で、次回の推進会議は11月に開かれます。

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