江戸時代の《武士のファッション》 高知城歴史博物館で山内家の史料展示【高知】

高知城歴史博物館で企画展「武家の服飾 山内家伝来装束の世界」が開かれています。

山内家に関する6万7千点の所蔵品の中から学芸員が厳選した16世紀から19世紀の史料およそ30点が展示されていて、当時の武士の姿を知ることができます。

こちらは江戸時代の火消が着ていた火事装束です。生地は海外から輸入した毛織物で耐熱性に優れています。

一方、こちらはー

学芸員・丸塚 花奈子さん
「2代藩主山内忠義所用と伝わっております具足下着になります。鎧の下に着用する衣服です。首元の膝飾りですとか袖山の飾りというのがですね、ヨーロッパで男性が着用していた襦袢(じゅばん)という衣服と非常に共通点があります」

このほか大名家があつらえた豪華な能装束も展示されています。

この企画展は高知城歴史博物館で9月1日まで行われています。

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