【巨人】堀内恒夫氏 長野久義の1500安打に「ほんと…良かったな」律義な秘話も披露

堀内恒夫氏

巨人の元監督で野球評論家の堀内恒夫氏(76)が26日、自身のブログに新規投稿。25日のDeNA戦(新潟)でプロ通算1500安打を達成した長野久義外野手(39)を祝福した。

長野は1点リードの9回一死二塁の場面で代打として出場し、チームを勝利に導く貴重な追加点をもたらすとともに節目の記録に到達。紆余曲折を経て社会人野球のHondaから2009年にドラフト1位で入団して15年目、39歳6か月での達成となった。堀内氏は「とうとう達成したか。長野は社会人からプロに入団したからね。ここまでよく頑張ってくれましたよ」「これはまさしく自分への勲章だ。おめでとう!」とねぎらった。

常に周囲への気配りを忘れず、礼儀正しい背番号7。目上の先輩を敬う姿勢は堀内氏に対しても同様だった。堀内氏は4日のロッテ戦(東京ドーム)で始球式を務めたが、その際に「君はいつものように俺の顔を見つけてニコニコしながら挨拶に飛んで来てくれたね」と舞台裏でのやりとりも明かした。

長野は人的補償で19年から22年まで広島でプレーしたこともあったが、まだまだ現役バリバリだ。堀内氏は「野球人生 色々なことがあったし これからもあるだろうけど いつまでも長野らしく、で」とエールを送りつつ、最後に「ほんと…良かったな」としみじみとブログを締めた。

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