米インフレ率、金利据え置きで低下へ=ボウマンFRB理事

[26日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は26日、「政策金利の据え置きでインフレ率が一段と低下する」との基本シナリオを改めて示した。

インフレ率が持続的に2%の目標に向かえば「最終的には」利下げが適切になるとしている。

国際スワップデリバティブ協会(ISDA)理事会で行う講演の原稿で見解を示した。

前日の講演では政策金利を「しばらく」据え置く必要があると指摘したが、今回は据え置きの期間には言及にしなかった。

その点を除けば、原稿の内容は前日の講演とほぼ同じ。金融政策を慎重に運営する方針を示し、インフレ鈍化の進展が停滞すれば利上げを実施する用意があるとしている。

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