中学校給食 臭気感じ「肉じゃが」のジャガイモ抜きで提供 横浜市青葉区

横浜市教育委員会は6月24日、中学校11校の給食で同日に提供する予定だった「肉じゃが」に使用予定のジャガイモから臭気がしたとして、ジャガイモを抜いて提供したと発表した。

市教委の発表によると、同日の午前4時頃、調理製造事業者が調理直前に行った検品でジャガイモから臭気を感じたという。直後に事業者から市に報告があり、市は献立からジャガイモを抜いて提供することを決めた。

対象は11校の2735食分。市教委は「ジャガイモを抜いた形ではあるが、献立を予定通り提供した」として、ポイントバック(返金)は行わない。

市は調理製造、食材納品事業者に対し、仕入れ時の食材の状態、保管状況などの緊急点検を行い、衛生管理体制について指導した。

今回の臭気に関する原因分析は継続して行うという。

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