サイバーエージェント、「刀剣乱舞」のニトロプラスを子会社化

by 臼田勤哉

サイバーエージェント藤田晋社長(左)とニトロプラス 小坂崇氣社長(右)(出典:ニトロプラスとサイバーエージェントの新たな挑戦)

サイバーエージェントは26日、「刀剣乱舞」などゲーム・アニメ・小説等コンテンツ制作を手掛けるニトロプラスの株式を取得し、連結子会社化すると発表した。議決権所有割合は72.5%となり、取得額は166億8,300万円。

ニトロプラスは「刀剣乱舞」をはじめ、ゲーム・アニメ・小説・イラストなど幅広いジャンルでコンテンツ制作を手掛ける企業。サイバーエージェントでは、日本・世界において、メディアミックス戦略を中心としたIP(知的財産)ビジネスを強化しており、「ABEMA」を中心に事業展開。2021年には、コンテンツスタジオのBABEL LABEL、2023年には2.5次元ミュージカルのネルケプランニングの株式を取得し、グループ入りしている。

なお、ニトロプラスの社名や組織は現体制を維持し、現・代表取締役で「刀剣乱舞」プロデューサーである小坂孝志(小坂崇氣)氏が継続して社長を務める。

サイバーエージェントが公開した、同社藤田晋社長とニトロプラス 小坂崇氣社長による対談によれば、ニトロプラスからM&Aを持ちかけたと説明している。

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