四国電力の宮本喜弘社長が26日、就任後初の定例会見に臨み、これまで手がけてきたデジタルトランスフォーメーション(DX)による業務改革に言及し「今後は、もう一段モードを上げ、新技術を取り入れたサービスの創出に取り組む」と抱負を述べた。
宮本社長は2021年3月から社内の最高デジタル責任者(CDO)を務めていた。DXの取り組みは社内の機運醸成と基盤整備を経て、具体化する段階にあると説明し「新たなサービスや業務の効率化に使うことで、電気料金の軽減にも資すると考えている」と展望した。グループ会社では、情報通信のSTNetが企業のDX推進を支援するサービスを検討していると紹介した。