◆西武―日本ハム(26日、大宮公園)
西武先発の武内夏暉が8回途中2失点で、勝ち負けがつかないまま降板した。デビューからの連続負けなしは8試合に伸びた。
武内は5月30日の中日戦で4勝目を挙げたが、6月初旬に新型コロナウイルスに感染して出場選手登録を抹消。約1カ月ぶりの復帰戦で、プロ初の屋外球場での登板だった。初回にいきなり3連打を浴びて先制され、プロ8戦目で初めて初回に失点。さらに味方の失策に犠飛も絡んで2点目を許した。
2回も1死から左前打を打たれたものの、万波をツーシームで注文通りの遊ゴロ併殺打。直後に味方が追いつくと完全に立て直し、ゼロを並べた。2死一、二塁のピンチを背負った7回も万波を得意のチェンジアップで空振り三振。8回も1死から水谷に左翼線二塁打を許したが、続くマルティネスを三ゴロに打ち取り、プロ入り最多の109球を投げたところでヤンと交代した。