コロナ禍以降運休続く…富山と中国・大連を結ぶ国際定期便が4年ぶりに再開 到着第1便の客「海が楽しみ」

富山と中国の大連を結ぶ国際定期便が26日、4年ぶりに再開しました。

定期便が再開されたのは、中国南方航空が運航する富山‐大連便です。
富山‐大連便は、新型コロナの流行をきっかけに2020年2月以来運休となっていましたが、富山県側の要望に航空会社が応じ、4年4カ月ぶりに運航が再開されました。

富山空港では歓迎の放水が行われたほか、県の職員がロビーで乗客を出迎えました。

県によりますと大連からの第1便の乗客は104人、搭乗率にして65.4%でした。

*中国からの観光客
「家族を連れて、富山と黒部の観光にきた。富山の海がきれいなので、ぜひ行きたい。楽しみにしている」

*富山に住む中国人
「(定期便の再開は)うれしい。これから何回も飛行機で往復する」
「できたら、ずっとこれから利用したい」

*県航空政策課 山崎秀之課長
「富山と遼寧省の架け橋である大連定期便の再開ということで、コロナ禍を経て徐々に観光需要も高まってきていると認識しているので、台北便を含めて航空ネットワークの維持充実に努めていきたい」

大連便は、週に2便、水曜と土曜に運航されます。

© 富山テレビ