猫が『アイコンタクト』をとってくるときのキモチ4選 やっぱり見つめ返さないほうがいいの?

1.返事をしている

猫のアイコンタクトには、返事の意味も込められています。飼い猫の名前を呼んで、こちらをじっと見ながらまばたきするときは、ちゃんと応えてくれているのです。

他にも、しっぽを振ったり耳を動かしたりして返事をすることもあります。猫の名前を呼んだときには、表情や体の動きを見て返事をしているのか確認してみましょう。

2.飼い主を信頼している

猫は信頼している相手やリラックスしているときに、ゆっくりとまばたきをしたり目を細めたりします。

愛猫とアイコンタクトを取ったときに、まばたきをしてくれる場合は飼い主のことを信頼し、安心した状態であると言えるでしょう。

この場合のアイコンタクトは猫の愛情表現なので、私たちも同じようにゆっくりとまばたきをして愛情を返すようにしてあげてくださいね。

3.緊張状態

猫がまばたきをせずにこちらをじっと見つめてくるときは、緊張や警戒をしている状態のときです。

猫は喧嘩をするとき互いにアイコンタクトを取り、そらした方が負けになります。そのため、じっと視線をそらさずに目を合わせることは、敵意のあらわれになってしまうのです。

敵意が無いことを示すためには、こちらからまばたきをしたり視線を逸らしたりしましょう。

4.要求している

猫がこちらをじっと見つめながら鳴くときは、何か要求がある場合があります。ご飯が欲しい、遊んでほしい、トイレを掃除してほしいなど状況によって求められている事は変わります。

我が家の猫たちは、ご飯の時間が近くなるとアイコンタクトを取りながら鳴き始めます。他にも、甘えたいときなどにも覗き込むようにして視界に入り込みアピールしてくるので、何か要求があるときには積極的にアイコンタクトを取ってくることが多いです。

こちらを見てほしいという気持ちが伝わってくるので、飼い主としてとても嬉しい気持ちになります。

ただし、可愛いからと言って全ての要求を叶えてしまうと「アイコンタクトを取れば何でもしてもらえる」と学習してしまいますので、ご飯など時間の決まっていることは守るようにしましょう。

まとめ

猫はアイコンタクトを取ることで、さまざまなことを伝えようとしてくれます。まばたきをしているときは愛情表現をしてくれているので、こちらも返してあげるようにしましょう。

まばたきをせずこちらを見てくる場合は、敵意を向けてきているので目を合わせないようにしてください。

また、猫は本来まばたきをあまりしない動物です。にもかかわらず頻繁にまばたきをしていたり、片目だけまばたきをしている様子がある場合は、目の病気の可能性もあるので注意しましょう。

猫とアイコンタクトを取りながら、猫の様子や仕草の確認もするようにしてくださいね。

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