甘酸っぱい「夏の味覚」村山市・ブルーベリー園で収穫体験

村山市で唯一ブルーベリー狩りが楽しめる農園のオープンを前に、市内の小学生が収穫を体験した。

村山市白鳥にある観光ブルーベリー園は、30アールの敷地に約300本のブルーベリーが植えられている。26日は、オープンを前に市内の戸沢小学校の3・4年生23人が招待され、ブルーベリー狩りを楽しんだ。今年は雨が少なく、実に水分が行き届かなかったため少し小ぶりだが、その分甘みが凝縮されおいしく育ったという。

(リポート)
「食べごろのブルーベリーはこのように全体が紫色でポロっと採れる。(食べて)甘酸っぱくておいしい」

児童たちは一粒一粒、真剣に見極めながら摘み取っていた。

(児童)
「すごく大きいの採れた」
(児童)
「種類によって味が違うから色々食べるのが楽しい」
(児童)
「うまい」

この収穫体験は今年で2回目。去年の開園式に園主の大沼さんが児童たちを招いたことで始まった。その恩返しがしたいと、児童たちは園内にあるブルーベリー17品種の看板を作り、24日に取りつけた。

(児童)
「これを描いた」
Q.タイタンの特徴は?
「結構大きい」

児童たちは看板を作ることでブルーベリーの品種や特徴を学んだという。

(大沼ファーム・大沼清孝さん)
「学校の教育の一環としても繋がっていきたい」

ブルーベリー園は今月29日にオープンし、8月上旬ごろまで楽しむことができる。利用する際は、3日前までに電話での事前予約が必要だという。

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