阪神・岡田監督 拙攻ドローに「戻ってしもたなあ」前川の二塁打に「罰金やん。待てやん」一問一答

 12回、選手交代を告げる岡田監督(撮影・山口登)

 「阪神1-1中日」(26日、甲子園球場)

 阪神は痛恨の引き分けで単独2位浮上を逃した。首位・広島とのゲーム差は3.5となった。先発・大竹ら投手陣が奮闘したが、打線が九回1死満塁を逃すなど、あと一本が出なかった。岡田監督の一問一答は以下。

  ◇  ◇

-あと一本

「なあ」

-昨日は打つ内容はよくなってきたと

「戻ってしもたなあ。フライアウトばっかりやろ。きょうは」

-佐藤輝の当たりももうひと伸び

「そんなんいうてもしゃあない」

-初球から積極的に。集中力がある

「いやあ、集中力というか、そら、集中力は絶対持たなあかんやろ。そんなの。今ごろ集中力出てきましたじゃアカンやんか。それは」

-真っすぐへの反応

「そういうことやろ。ポップフライやん。足のあるもんがな。足を生かせばええのにな」

-1、2番で12打数1安打?

「(得点は)入るわけないやん」

-9回は前川は打った(カウント3-1から右中間へ二塁打)

「罰金やん。待てやん」

-ゲラ、岩崎は久しぶりだったが

「よかったゲラも。だからお前、楽なところがないから、もうしゃあないやん。なあ1回楽なところでって、楽な展開になれへんねんからそらお前」

-最後漆原まで粘って

「おーん、なあ」

-ゲッツー捕りにいった

「そらゲッツーやろ。そんなの。前来たらどんだけバッター打ちやすいんよ。逆やったらそらバックホーム体勢と思うけど、なんでそんな消極的な守りにするんよ。ゴロ飛んだらお前、ゲッツー捕ればええやん。ゴロ打たせて」

-大竹は初回を切り抜けた

「おお、まあ久しぶりやったからな。ヒットヒットでリズムつくれんかったよな。でもよう0点に抑えてな。それからけっこうしのいどったけどな、7回まで。まあ、あんなホームランはしゃあないわ。向こうの4番やから」

-以前「遊べ」と助言。走者を背負ってもそれができている

「緩急のピッチャーやからな。まっすぐでどんどん押す投手ちゃうから、そういうことやろ」

(笑いながら)

「俺のコメントあんまりいらんやろ、聞かなあかん人おるやろ」

(歩きながら)

-前川の待てのサインについて

「佐藤を打たさなあかんのに。ああやってチャンス広がったら絶対敬遠やろ。フォアボールとかが一番ええんや」

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