「夢の器」二つが織りなす光と熱気 カープ×サンフレ、マツスタと新サカスタで初のナイター共演

日没後の広島市街地に浮かび上がったマツダスタジアム(手前左)とエディオンピースウイング広島=奥右(26日午後7時44分)日没後の広島市街地に浮かび上がったマツダスタジアム(手前左)とエディオンピースウイング広島=奥右(26日午後7時44分)

 広島市中心部にある広島東洋カープとJ1サンフレッチェ広島の両本拠地で26日、初めてナイターが同時開催された。二つの「夢の器」から光と熱気が夜の街へあふれた。

 マツダスタジアム(南区)とエディオンピースウイング広島(中区)は直線距離で約3キロ。日没後に上空から眺めると、繁華街の東西でスタジアムが競うように強い光を放っていた。計約5万人が観戦し、それぞれのスタンドはユニホーム姿のファンやサポーターで赤と紫に染まった。

 セ・リーグ首位を走るカープはヤクルトを相手に快勝。リーグ後半戦に入ったサンフレは新潟に先制されながら追いつき、引き分けた。

 「ナイター共演」は8月にも3試合ある予定。地元プロチームの熱闘が真夏の夜空を照らす。

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