呉市副市長に大水敏弘さん起用へ 国土交通省出身

呉市役所

 広島県呉市の新原芳明市長が、新たな副市長に国土交通省出身の大水敏弘さん(53)を起用する方針を固めたことが26日、分かった。2人の副市長のうち国交省に帰任する江田頼宣副市長(54)と交代する。開会中の市議会定例会最終日の28日に選任同意案を提出する見通し。

 大水さんは東京大工学部卒。旧建設省に入り、国交省都市局まちづくり推進課企画専門官や長崎県諫早市副市長などを歴任。2022年からは独立行政法人都市再生機構の東日本都市再生本部密集市街地整備推進役を務めている。

 江田副市長は21年6月に就任した。もう一人の阿原亨副市長(63)は23年1月に就任し、26年12月まで任期が残る。

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