【韓国】自動運転車の試験運行地区、4カ所を指定[運輸]

韓国国土交通省は26日、自動運転車の試験運行地区4カ所を指定したと発表した。自動運転車を活用した試験運行地区は2020年以降、全国17市・道の36地区が指定されている。

ソウル市では、深夜に自動運転バスが運行されている合井駅(麻浦区)—清涼里駅(東大門区)に加え、今年10月からは道峰山(道峰区)—永登浦(永登浦区)区間でも自動運転バスが運行される。早朝から運行され、始発は一般のバス(午前3時57分)より早い午前3時30分。

■全北道では貨物運送の試験運行も

新たに試験運行地区に指定された全北道(旧全羅北道)の群山市—全州市区間では、自動運転による貨物運送の試験運行も初めて行われる。群山港一帯の通関場などを経て、全州の物流センターまで貨物を運ぶ。年内に技術実証を行い、25年初頭から有償の自動運転貨物運送サービスを開始する計画だ。

このほか、忠清南道唐津市が新規に指定された。唐津市では主要官公署を循環する自動運転バスが新たに運行される。同道の内浦新都市では、従来の自動運転による防犯巡回および駐停車の取り締まりサービスに加え、乗車体験路線を運営する。

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