攻撃時、迅速に支援協議 EUウクライナの安保協力

23年2月のEUサミットで写真撮影に応じるウクライナのゼレンスキー大統領=ブリュッセル(AP=共同)

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)とウクライナが安全保障協力の協定を結び、同国が将来的に攻撃された場合は24時間以内に支援について協議する枠組みを新たに設けることが26日、協定の草案で分かった。27日にEUのミシェル大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が署名する。

 ロシアの侵攻を受けるウクライナは25日にEU加盟交渉を開始した。安保協力協定の締結で、EUとウクライナの連帯をロシアに誇示する狙いがある。

 協定は、EUと加盟国による弾薬や防空装備の供与加速やウクライナ兵の訓練継続、防衛産業の協力拡大などをうたっている。

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