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私たちは昔から、季節の移り変わりを大切に感じて暮らしてきました。季語は俳句の大事な約束事。ここでは、季語をもちいてクイズをつくりました。あなたの季節感を試してみませんか。今回は、「風」から始まる季語を4つあげました。さて、夏の季語でないものはどれでしょうか?
↓↓朝にまつわる季語クイズ
「風薫る」
「風死す」
「風通す」
「風薫る」
「風」から始まる季語を4つあげました。
さて、夏の季語でないものが1つまじっています。
夏の季語でないものはどれでしょう。
正解は
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答えは「風光る」
「風光る」は、春の季語。
春の日差しが強まり、風が光るように感じられることをいいます。
短い季語の中に、春が訪れたよろこびがあふれているようです。
ほかにあげたものはすべて夏の季語です。
「風薫る(かぜかおる)」は、青葉が匂うように晴れて吹き渡る南風のこと。
夏の季語です。
「風死す」は、昨今の酷暑をイメージするとわかりやすいかもしれません。
盛夏の真昼間、風がやんで耐え難い暑さになることをいいます。
「風通す(かぜとおす)」は、部屋の戸や窓を開け放ち、風通しをよくすること。
風がすっと入ってくる様子が涼やかですね。
こちらも夏の季語です。
季語の解説は、『新版いちばんわかりやすい俳句歳時記 春夏』辻桃子・安部元気著(主婦の友社)を引用しています。