祝結婚!TBS上村彩子アナへ…大学時代の恩師からの「祝辞と秘話」

上村彩子(C)日刊ゲンダイ

TBSの上村彩子アナ(31)が今月14日、元局員の男性との結婚を発表。お相手は、TBSでスポーツ局に在籍し、世界陸上やゴルフ番組の制作に携わった後、2018年に退社し、現在はアスリートのマネジメント会社で代表取締役を務める金子真育さん(36)。金子さんはまた、日本コカ・コーラで副社長を務めた父を持つ御曹司だと「週刊文春」が報じている。

一方、上村アナは、上智大学文学部新聞学科卒業後、15年にTBS入社。スポーツ番組「S☆1」や、オリンピックや世界陸上などスポーツ畑で活躍すると同時に、「Nスタ」や、昼の「JNNニュース」なども担当した。この4月からは「news23」の金曜メインキャスターに抜擢された“次世代エース”と目される人気アナだ。

上村アナは上智大学在学中の2年から4年まで、当時、同大学の教授だったメディア文化評論家の碓井広義氏のゼミに在籍していた。碓井氏に話を聞いた。

「結婚式に出席? してませんよ。上智の新聞学科は女性も多くて、かつてはゼミの卒業生の結婚式に招待されることも多かったのですが、毎年、どんどん数が増えていくので、“くれぐれも結婚式には呼ばないでね(笑)”と学生には話していたんですよ。TBS入社後は、彼女のことはあくまで一視聴者として見ていましたが、好感が持てますね」

「節度や品があると同時に、華や親近感もある」

在学中の上村アナは、友達思いで、周囲とのコミュニケーションを大切にしながら、リポートや卒業論文もきっちりこなしていたという。

「ひまわりみたいな明るさがありましたよ。在学中からスポーツが好きで、東京ドームでビールの売り子をやったり、スポーツの現場に携わりたいという希望を持っていましたが、TBSに入社して、無事、スポーツ番組の担当になった。彼女はスポーツの知識も豊富ですが、それをひけらかしたり、でしゃばったりすることなく、アスリートに敬意を持って接しているところがいいですね。ある種の節度を保っていて、浮ついたところがありません」

学生時代からそれは変わらず、自分が自分がと悪目立ちするようなタイプではなかったという。「週刊朝日」の女子大生シリーズの表紙に選ばれたときも、「(愛読者である)おじいちゃんが喜びます」と話していたそうだ。

「民放キー局の女性アナには“女性アナウンサー”として報道などの分野で硬派に活躍し続ける方もいれば、いわゆる華があって、タレント的に“女子アナ”として人気となり、女優などに転身する方もいます。彼女はその中間というか、非常にいいバランスを保っていると思います。“女性アナウンサー”としての節度や品があると同時に、“女子アナ”としての華や親近感もある。今回の結婚に関しても、『スポーツの仕事を通じて知り合った相手と職場結婚』と、普通の感覚で、すがすがしさがあります。このバランスを大切にこれからも活躍していただきたいと思います」(碓井氏)

今回の結婚について上村アナは、自身のSNSで、〈相手は職場で出会った、仕事に対して真摯でとても誠実な人です。新たな経験を糧に、より一層成長し、多様な視点からわかりやすく情報をお届けできるよう精進してまいります〉と落ち着いてつづっているが、公私共に充実し、好感度はさらに上がりそうだ。

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