普代村中心部の八幡宮で23日までの3日間、熊本県山鹿(やまが)市を本拠地とする「ピエロック一座」の公演が行われた。地元の八幡宮奉賛会(三田地勇治会長)が、神社を子どもが集い楽しめる場にしようと企画。県内外から多くの人が集まり、笑顔があふれた。
大道芸や楽器演奏などを組み合わせた公演で、計5回実施した。約1時間にわたる操り人形劇は精霊や動物、人間が心を通わせ、地球上の全ての命が支え合い循環していることが学べるストーリー。
子どもたちは真剣な表情で見入った。花の精霊が「春に咲く花は?」と尋ねると「サクラ」と元気に答え、ライオンが火の輪をくぐる場面では「頑張れ」と声援を送りながら楽しんだ。