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岩手県陸前高田市高田町内の店舗・事業所でつくる高田まちなか会(小笠原修会長)は9月、中心市街地の市道を会場に路上市を試験開催する。盛岡市の材木町商店街で半世紀の歴史を誇る「よ市」をモデルに、安定的で継続的な集客が見込めるイベントとして企画。東日本大震災からの復興の先を見据えた交流人口の拡大、地域活性化へ新たな一手となりそうだ。
夕焼けの色をイメージして「ほんまる茜(あかね)市」と名付け、9月7~28日の毎週土曜に開く。午後3時から同7時まで、アバッセたかたに隣接する通称「本丸公園通り」の市道約200メートルを歩行者天国として開放。計4回の試験を経て集客効果が期待できれば、2025年に本格実施に踏み切る。
運営主体はまちなか会内のにぎわい委員会(橋詰真司委員長)。20日はアバッセたかたで出店希望者向けの説明会を開き、参加した地元業者ら13人に開催要項や注意事項などを伝えた。