レースの安全願い馬場浄め 夏の福島競馬、29日開幕

夏の福島競馬のレースの安全を願う阿部場長

 29日に開幕する「夏の福島競馬」を前に、福島市の日本中央競馬会(JRA)福島競馬場で26日、馬場浄(きよ)め式が行われ、関係者がレースの安全を願った。夏の福島競馬は7月21日までの計8日間行われる。

 式では神事を執り行い、阿部博史場長、福島馬主協会の伊東純一会長らが玉串をささげた。阿部場長は「70周年を記念した特別な展示やイベントを予定している。重賞も含めて楽しんでもらいたい」と話した。

 期間中は30日にラジオNIKKEI賞(1800メートル芝、G3)、7月7日に七夕賞(2000メートル芝、G3)の二つの重賞レースが予定されている。

 ラジオNIKKEI賞開催日には、JRAのテレビCMに出演する俳優の見上愛さんが来場する。七夕賞開催日は、NHK朝ドラ「エール」に出演した中村蒼さんが訪れる。プレゼンターを務めるほか、トークショーも予定している。

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