斬新!ガラスの家が完成 今治・大三島に活気を 京都出身の工芸作家・鳥毛さん、島民と制作

島民の協力を得てガラスの家を造った鳥毛さん(中央)

 今治市の大三島にひときわ目を引く「ガラスの家」が完成した。建物を手がけたのは、大三島とインドネシアのバリ島で2拠点生活を送るガラス工芸作家鳥毛清喜さん(83)。自らの作品を地域活性化に生かそうと、島民の力を借りて斬新なアイデアを形にした。

 23年6月ごろから島内の友人の協力を得ながら制作した。破片を再利用して自作した水色系統の厚さ25~50ミリのガラスをバリ島から取り寄せ、大小さまざまな大きさに切断。四方の壁全面をガラスで仕上げた。

四方の壁は異なる大きさのガラスを組み合わせて制作している
ガラスの家の内部。日中には日光で展示作品が照らされる

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