オリオールズが連敗脱出 ヘンダーソンが単独2位の26号同点弾

【ガーディアンズ2-4オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

日本時間6月27日、5連敗中のオリオールズは本拠地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでのガーディアンズ3連戦の3戦目に4対2で勝利した。オリオールズ先発グレイソン・ロドリゲスは7回を投げ切る力投で9勝目(3敗)。打線はガナー・ヘンダーソンの26号勝ち越しソロ、さらに8番セドリック・マリンズの8号勝ち越しソロにも助けられ、4点を奪った。ガーディアンズは2本の被弾を喫した2番手イグザビオン・カリーに2敗目が付いた。

2回表、ガーディアンズは新人の6番ジョンケンジー・ノエルがオリオールズ先発ロドリゲスから先制ソロ。高めの97マイルの4シームをバックスクリーンに突き刺す豪快な一発で、キャリア初打席を初本塁打で飾った。しかし、直後の2回裏にオリオールズは二死2塁から1番ヘンダーソンがセンター前にタイムリーを放って同点に。ガーディアンズは再び本塁打で応酬し、7番ガブリエル・アリアスがレフトに3号ソロを放ち、1点を勝ち越した。

しかし、再びヘンダーソンのバットが火を噴いた。右中間に26号の同点ソロを打ち、試合を再び同点に。ア・リーグ本塁打ランキングでアーロン・ジャッジ(ヤンキース)に次ぐ単独2位となる26本目のアーチだった。『MLB.com』のサラ・ラングスによれば、チームのシーズン80試合目までで最も多くの本塁打を放った遊撃手は、それぞれ26本塁打を放った1998年のアレックス・ロドリゲス(当時マリナーズ)と1960年の殿堂入りの名選手アーニー・バンクス(カブス)、そして今年のヘンダーソンの3人。ヘンダーソンはここからさらにペースを上げられれば、2002年にロドリゲスが記録した遊撃手としてのシーズン本塁打記録(57本)にも迫ることができるだろう。

ヘンダーソンの活躍によって2点を返したオリオールズは、7回表に8番マリンズが8号勝ち越しソロ。さらに3番ライアン・オハーンが10号ソロを放って4対2とガーディアンズをリードし、そのまま逃げ切った。2年ぶりの5連敗を喫したオリオールズは、今日の勝利で連敗を脱出。シーズン50勝目に到達した。

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