「M-1グランプリ2024」開催会見 昨年覇者の令和ロマン「連覇を目指します!」と堂々宣言

「M-1グランプリ2024」会見の様子(C)日刊ゲンダイ

漫才王座決定戦「M-1グランプリ2024」の開催会見が26日、よしもと∞ホール(東京都渋谷区)で開催。昨年の王者、令和ロマンと昨年のファイナリストのヤーレンズ、真空ジェシカ、カベポスター、モグライダー、ダンビラムーチョ、マユリカ、さらにロングコートダディ、トム・ブラウン、ダイタク、フースーヤ、ナイチンゲールダンスらが登壇した。

昨年のチャンピオン、令和ロマンは、今年も連覇を目指し、エントリーを表明。司会の麒麟の川島明(45)から意気込みを聞かれると、高比良くるま(29)は、「(歴代のチャンピオンの名前が刻まれているトロフィーに)史上初の『〃』(チョンチョン)が見たいですね」と語り、ネタについては「掘り起こしては捨て、掘り起こしては捨て」と精査している状態であることを明かした。さらに「去年は僕がたくさんしゃべらしてもらったので、今年はケムリ先生の年にしたい」と言うと、松井ケムリ(31)は、「僕は、今年のモチベーションとしては、去年奪われた1000万円を取り返すことですね。(去年は)くるまに全部あげてしまったので」と語った。

昨年、決勝戦で7位だったモグライダーは今年がラストイヤー。芝大輔(40)は、「応援したくない次世代若手芸人ランキングの5位に入ったんで、これは超えないとなと思います」、ともしげ(42)は「漫才師のイメージがないので、チャンピオンになれたらなりたいなと思います」と宣言した。

昨年は番組史上最多の8540組がエントリー。20回目を迎える今年は、エントリー数が1万組を超える可能性もある。出場資格はコンビ結成15年以内。5回の予選を勝ち抜くと決勝戦に進出できる。8月から1回戦がスタート。今年も漫才師たちの熱い戦いが火ぶたを切る。

© 株式会社日刊現代