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派遣社員として働き収入を得ていたにもかかわらず、生活保護費約191万円を不正に受給していたとして、64歳の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、小牧市の派遣社員・河野正容疑者(64)です。
警察によりますと河野容疑者は、おととし2月から去年7月にかけて、派遣先の春日井市内の自動車部品製造会社で勤務し収入を得ていたにもかかわらず、小牧市に対し収入がないとする虚偽の収入申告書を提出するなどして、18回にわたり、生活保護費計約191万円を不正に受給した疑いがもたれています。
調べに対し河野容疑者は容疑を認めていて、市の聞き取りに対して、「お金が足りなかった。借金の返済に充てた」などと話しているということです。
警察は、河野容疑者がこの他に、生活保護費の受給者が医療機関を無料で受診できる「医療券」も不正に利用していたとみて調べています。