諸戸の家、フランク ミュラーとコラボレーションした世界初の住宅を販売

東京と名古屋で高級戸建分譲住宅を販売する諸戸の家(三重県桑名市)が6月25日、戸建分譲住宅「世田谷区弦巻の邸宅 with FRANCK MULLER」(東京都世田谷区)のメディア向け見学会を開催した。スイスの高級機械式腕時計ブランド「フランク ミュラー」が展開する家具を別物件で採用したことから、今回のコラボレーションが実現。フランク ミュラーの世界観を取り込んだ世界初の住宅を完成させた。

同社は、30年後も価値の残る「スーパーラグジュアリー」シリーズの分譲住宅を展開しており、名古屋で4棟、東京ではこの物件で4棟目となる。207.50㎡の敷地に建つ木造軸組パネル工法2階建てで、延床面積は286.08㎡、税込価格は5億2700万円。シンボルであるビザン数字のオブジェを取り付けたエントランス、フランク ミュラーの家具や壁紙を配した約40畳のリビングなど、同ブランドのモチーフを随所にちりばめた。また、幅と奥行きがそれぞれ6mあるゆとりあるガレージや、55㎡の広々とした屋上庭園、シャワーと2つのウォークインクローゼットを備えた主寝室など、こだわりを尽くして高級感あふれる住宅を作り上げた。

この邸宅をプロデュースした東京第一事業本部長 吉川政弘氏は「他の物件でもラグジュアリーな家具を置いて、演出してきたことが今回のチャンスにつながった。『時を楽しむ』というフランク ミュラーさんのコンセプトが、『心豊かで最良な人生を提供する』という当社のビジョンに重なった」。今回のコラボレーションは、同社創業50周年事業の1つとして行ったが、第二弾の可能性もあるという。

フランク ミュラーの家具や壁紙を配した約40畳のリビング
フランク ミュラーのシンボル、ビザン数字のオブジェを設置したエントランス

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