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松本サリン事件から6月27日で30年。事件が起きた住宅地では、多くの人が花を手向け犠牲者を悼んでいます。
松本市北深志の住宅地です。30年前、この近くで猛毒のサリンがまかれ8人が犠牲になりました。
死者も出た寮の跡地は今、住民が憩う公園になっています。
地元の町会は26日から献花台を置いていて、朝から多くの人が花を手向けていました。
教団の訴訟に関わった弁護士:
「祈ったところで命は戻ってこないけど、(多くの若者が)ああいう教祖に操られた事実を若い人たちに引き継いでいってもらいたい」
犠牲者の部下:
「上司が亡くなっているんですよ。蒸し暑い夜と音と、何が起こったのかわからない記憶が残る」
30年の年月がたっても当時の衝撃は人々の心の中から消えてはいません。
オウム真理教による一連の事件では、13人が死刑判決を受け、2018年に全員の刑が執行されています。
献花台は28日まで設置されています。