重鎮から若手まで意欲作一堂に 現代美術展 小松展が開幕

重鎮から若手まで、意欲作を一堂に集めた「現代美術展」の巡回展が27日から小松市で始まりました。

戦後間もない時期から始まり、80回の節目を迎えた県内最大級の公募展「現代美術展」。

27日から始まった小松市での巡回展では、地元の作家の作品を中心に日本画や彫刻、書などの6部門合わせて139点の作品が展示されています。

こちらは美術文化委嘱賞を受賞した小松市の松永敏さんの作品「秋を解く」です。

アジサイの花が冬に向かって日を重ねるごとに色が抜けていく様子を捉え人の持つ価値観などが移り変わる様子を表現しています。

ことしの現代美術展の巡回展はすでに加賀市と白山市で開かれていて、7月には輪島市での開催が予定されています。

この小松展は7月7日までサイエンスヒルズこまつで開かれます。

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