横浜市金沢区の漁港で27日、地元の小学生たちが稚魚の放流を体験するイベントが行われました。
この体験は、横浜市漁業協同組合が、子どもたちに漁業への理解を深めてもらい水産資源の大切さを学んでもらおうと、毎年この時期に行っています。
27日は、横浜市立金沢小学校の5年生およそ70人が参加し、今回放流するメバルとヒラメの成長過程を写真で学んでいました。
その後、児童たちは漁師らとともに船に乗って、港からおよそ1キロ離れた八景島の岸に移動すると、6センチほどに育ったおよそ3000匹の稚魚を海に放ちました。
(体験した児童)
「最初は船酔いしたけど最後スピードが上がって風が気持ちよかった」
「初めて魚を放流してみて最初はドキドキしたけど結構楽しかった。子どもを産んでみんなに食べてもらいたい。大きくなってほしい」