現地6月26日に開催されたEURO2024のグループステージ最終節(F組)で、チェコと対戦したトルコが2-1で勝利。グループ2位で決勝トーナメント進出を果たした。
トルコは51分にハカン・チャルハノールのゴールで先制。66分にトマーシュ・ソウチェクの得点で同点とされたが、90+4分にジェンク・トスンの勝ち越し弾で決着をつけた。
まさに激闘となった一戦だが、後味は悪いものに。イギリスメディア『THE Sun』は「チェコ対トルコ戦は大乱闘とピッチ侵入者で大混乱に陥り、試合終了のホイッスル後に審判がレッドカードを出した」と題した記事で、次のように報じる。
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「試合終了のホイッスルが鳴った後、両チームの選手が激突し、大混乱が起こった。試合が終了したにもかかわらず、途中出場のトマーシュ・ホリーが退場処分を受けるなど、イエローカードが次々と出された。
乱闘が最高潮に達した際、ピッチに侵入した者がフィールドに走り込み、すぐに警備員にタックルされ、大混乱が起きた。イシュトヴァン・コヴァツ主審は合計18枚のカードを出した。これは1試合で出されたカードの最多枚数としてEUROの記録である」
開始20分に二度目の警告を受けたチェコのアントニン・バラークがピッチを去る。その後も両チームとも激しくバトルし、最終的にはイエローカードは16枚、レッドカードは2枚が飛び出すゲームとなった。なお、チェコはグループ最下位で敗退となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部