小田原漁港で、通常は1日に数本しか揚がらない「キハダマグロ」が、27日に120本水揚げされたと小田原市が発表しました。
近年、相模湾では漁獲量が増加傾向で、「夏の魚」として定着するキハダマグロ。
市によりますと、通常は1日数本、多い日で数十本が水揚げされるそうですが、27日の小田原漁港では平均およそ20キログラム、大きいもので42.5キログラムのキハダマグロが120本揚がりました。
さらに、ことしは餌となるイワシや小サバなどが多く、例年よりも脂の乗りがいいということです。
27日に水揚げされたものは、小田原市内の鮮魚店やスーパーを中心に販売されています。「小田原漁港の夏の風物詩」とされるキハダマグロは、秋頃まで水揚げが続きます。