栃木・那須町で夫婦の焼かれた遺体が見つかった事件で、警視庁は夫婦の長女を殺人の容疑で逮捕しました。警視庁クラブから、フジテレビ社会部・森将貴記者が中継でお伝えします。
事件発生から2カ月余り、警視庁は、宝島さん夫妻の長女の真奈美容疑者を、遺族としてではなく事件を首謀した男の内縁の妻として事情聴取を重ねながら、殺人への関与の証拠固めを進めていました。
この事件は那須町で2024年4月、飲食店経営者の宝島龍太郎さん（55）と妻・幸子さん（56）の遺体が見つかったもので、警視庁は27日午後、夫婦を殺害した殺人の疑いで長女の宝島真奈美容疑者を逮捕しました。
この事件を巡っては、真奈美容疑者の内縁の夫の関根誠端容疑者（32）ら6人が殺人の容疑で逮捕されています。
その後の捜査関係者への取材で、関根容疑者は宝島さん夫妻について「あいつら消してやる」「ここで歩けなくさせてやる」などと、真奈美容疑者にメッセージを送信していたことが新たにわかりました。
警視庁は、真奈美容疑者がさらに具体的な殺害計画を知っていたとみて、捜査を進めています。
