「水戸黄門賞・G3」(27日、取手)
今年のダービー覇者の平原康多(42)=埼玉・87期・S1=が取手競輪場イベントステージでトークショーを行った。登場すると詰めかけたファンからは大歓声が上がった。
悲願のG1・日本選手権(平)初制覇について「ダービーの優勝は今でも夢のよう」と笑みをこぼした。これでグランドスラム達成へG1・オールスター競輪(8月13~18日、平塚)への期待がかかる。「いい運だったり、体調とかがピークで迎えられたら」と見据えた。
トークショー終了後、記者陣への囲み取材に対応した。「(高松宮記念での落車)ケガは全然大丈夫ですね。擦過傷と打撲もないぐらいの感じ」と明かし、次走については「もちろんミッドナイトを走りますよ」とWTミッドナイトG3(7月16~18日)へ出走を明言。「問題は終わってからの時差ボケが心配ですね。(最終レース辺りが)23時半だとちょうど寝付くころ。夜は得意じゃないけど楽しみだし、大丈夫だと思います」と意気込んだ。