松山の公園遊具を一斉点検 市職員と業者

杖ノ淵公園で遊具の点検をする市職員ら=27日午前、松山市南高井町

 子どもが公園で遊ぶ機会が増える夏休みを前に、愛媛県松山市は26、27の両日、市内の公園遊具の一斉点検を行い、市職員、修繕業者の計約20人が手分けして116カ所を回った。

 27日朝、同市南高井町の杖ノ淵公園では市職員ら4人が訪れ、ブランコや滑り台、シーソーなど遊具9基を点検。ボルトの緩みや金属の腐食、プラスチック部分の破損などがないかを入念に確認した。

 遊具がある市管理の都市公園312カ所のうち、今回点検したのは市内各地区の中心部の公園で、緊急修繕が必要と判定された遊具はなかった。地区の周辺部にある196カ所については17~24日に点検し、1カ所の遊具1基で金具接続部に不具合が見つかり、修繕が終わるまで使用禁止とした。

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