「大義を成した時の味はよく知っているはずです」徳島が岩尾憲の完全移籍加入を発表!「もう1度、力強く、一緒に前に進みましょう」

J2の徳島ヴォルティスは6月27日、J1の浦和レッズより岩尾憲が完全移籍で加入すると発表した。背番号は19番に決まった。

2016年から6シーズンにわたって徳島でプレーした36歳は、22年に浦和へ移籍。2年半の在籍で、リーグ戦74試合・2ゴールを記録した。

古巣へ帰還した岩尾は、クラブの公式サイトで以下のようにコメント。

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「徳島ヴォルティスに関わる全ての皆さま、お久しぶりです。岩尾憲です。

この移籍の実現の為に、多くの方々に御尽力いただいたことに心から感謝申し上げます。僕のプロサッカーキャリアにおいて、そのほとんどのシーズンを過ごした徳島ヴォルティスで、ファン・サポーターの皆さま、各スポンサーの皆さま、徳島ヴォルティス関係者の皆さまからいただいた恩は計り知れません。

僕のキャリアには、いつか必ず終わりがきます。その瞬間までに、今何がしたくて、今何をすべきで、いつの日か何を成したいのか。その連続の中で過ごし、今日まで意思決定をして参りました。その僕が、全力で走り続けてきた次の場所が、再びこの徳島ヴォルティスであることに喜びと誇りを感じております。

皆さまと共に歩む未来に、どんな結果が待っているかは誰にもわかりません。でも、徳島ヴォルティスに関わる皆さまなら、大義を成した時の味はよく知っているはずです。過去には戻れません。であるならば、もう1度、力強く、一緒に前に進みましょう。その先の素晴らしい景色を信じて」

なお、登録期間の関係で公式戦の出場は、7月14日のベガルタ仙台戦以降となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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