道内初「カーボン・オフセット」による熱供給 エネルギー供給行う心臓部を公開 さっぽろ創世スクエア

HTBが入る札幌市中央区の「さっぽろ創世スクエア」で電気と熱のエネルギー供給を行う心臓部が報道機関向けに公開されました。

「さっぽろ創世スクエア」では来月1日から発電に使う燃料に、採掘時などに発生したCO2を森林保全活動などで相殺した「CO2排出量実質ゼロの天然ガス」を使う取り組みが始まります。

佐藤聖晴記者)

「私はさっぽろ創成スクエアの地下4階に来ています。こちらの大きな発電機でビル全体に電気と熱を送っています」。

天然ガスによる発電で発生した排熱は施設内の暖房などに活用されます。この「カーボン・オフセット」と呼ばれる取組みによる熱供給が実施されるのは道内で初めてだということです。

北海道ガス・執行役員 第一営業部 金田幸一郎部長)

「都心部だけではなく札幌・北海道全域のお客様に活用いただけることが、低炭素・脱炭素社会の実現に向けて近づいていく」。

(c)HTB

© HTB北海道テレビ放送株式会社